【MBFTCG】橘ありすについて本気を出して考えてみました[考察・デッキ紹介]
こんにちわ。
バーチャルメイドアナログゲーマーの曳山まつりかです。
ご主人様たちは、いかがお過ごしでしょうか
梅雨も近づき、徐々に蒸し暑さも感じることも増えてきましたね。
好きで着ているこのメイド服も今の季節には少しそぐわないようです。
こういうときは空調の効いた部屋でデッキを考えるのが一番ですね。
さて、今回は私が最近プレイしている【MBFTCG】のデッキについて
色々と考察、紹介をしていこうと思います。
次回の大会の開催も決まったようですし、今一度、環境を整理していきましょう。
記念すべき第1回目は先日のMYC杯で猛威を奮った
あのカードを中心として考えてみたいと思います。
(今回の記事はMYC杯で採用しているミニ構築/2deck/BO3を前提として考察しています)
- 1.環境を定義するアイドルたち[Absolute Four]
- 2.強さの理由[Bright Blue]
- 3.完璧なんてありえない[Rebellion]
- 4.本質を見極める[Decided]
- 5.答えは現実にある[Understand? Understand!]
※前回大会結果の参考記事
hikiyama-matsurika.hatenablog.com
hikiyama-matsurika.hatenablog.com
1.環境を定義するアイドルたち[Absolute Four]
あのカード、とはもちろん"ストロベリークイーン"《橘ありす/56》のことです。
熱心なMBFTCGプレイヤーの方であればご存知の通り、
現環境は《橘ありす/56》を中心に回っていることに異論はないでしょう。
この小さなイチゴの魔法使いは、その愛らしい姿と裏腹に絶大な力を秘めています。
一度でも相対している方にはもはや説明は不要でしょう。
彼女については簡単に説明することが難しいため、
詳しくは次項で掘り下げていきます。
その他、環境で重要な位置を占めるアイドルは
《森久保乃々/35》《道明寺歌鈴/22》《依田芳乃/55》の3人でしょうか。
《森久保乃々/35》はアタッカーかつ無限のアドバンテージ源であり、
《道明寺歌鈴/22》は汎用性の高さと純粋バフ戦略を否定し、
《依田芳乃/55》は圧倒的なカードパワーによるアグロデッキの成立を促します。
それぞれ、現環境における各種アーキタイプの中心軸となっています。
彼女たちは《橘ありす/56》への対抗馬であり、一緒にステージに立たせることでお互いを補強し合う心強いパートナーでもあります。
《橘ありす/56》はもとより、彼女らをうまく活用、対策することがこの環境を紐解く鍵となります。
2.強さの理由[Bright Blue]
《橘ありす/56》は、強い。
これは前提となる共通認識です。
では、なぜ強いのでしょうか。
まずはどういったカードなのかを確認しましょう。
基本的なステータスそのものは貧弱で発揮値は僅か[1]。
これはバフスキルを持たないアイドルとしてはほぼ最低の数値です。
ガラスの靴も2個とややリスキーです。
あまりにも当たり前のことではあるのですが
やはり《橘ありす/56》の強さは強力無比なこのとくぎにあると言えます。
【(起動型とくぎ)すとろべりーふぃーるど】
【自分のバックメンバーエリアから裏向きのアイドル3人をレストエリアに置く】相手の裏向きのアイドル1人を指定し、自分のシンデレラポイントにする。その後、相手はフロントメンバーの補充を行う(このとくぎはエンチャントできない)
【すとろべりーふぃーるど】はエンチャント不可の固有のとくぎであり、現状では《神崎蘭子/21》と合わせて2種類しかない起動型とくぎのひとつです。
相手の裏向きのアイドルを問答無用でシンデレラポイントにするという、「バトルで勝利してシンデレラポイントにする」というMBFTCGの基本的な戦略を無視できる点において非常に例外的な存在です。
【すとろべりーふぃーるど】は本当に強力なとくぎで
攻守両面で活躍し、使うほどに勝利が近づきます。
このとくぎを使用することでもたらされるメリットは以下の2点です。
・勝利点に近づく(シンデレラポイントの獲得)
・相手の脅威の排除(キャッスル防衛・ユニット効果・キーカード排除)
このとくぎの特に強力なところはこの2点が同時に達成されることです。
攻守に使い分ける、のではなく、
攻めながら守るため隙がなく、守りながらも攻めるため逆転が起きるのです。
使うほどに勝利が近づく、と申し上げましたが、
実際には勝利に近づき、さらに相手を勝利から遠ざけています。
効果の近い《神崎蘭子/21》の【しょうめつ】が相手が勝利点に近づくことと引き換えに脅威に対処していることを考えると、とてつもないアドバンテージを獲得しています。
もちろん、その代償は大きなもので裏面のバックメンバーを3枚要求します。
しかし、得られるメリットに比べれば些細なものでしょう。
さらにはコストを最小限に、メリットを最大限に生かす構築をすることが可能であり、実際にはかなり自在に運用することができます。
レストにバックメンバーを裏向きで3人送るというコストは本来はかなり困難なことであり、レスト負けのリスクも高く、1度使えばそれっきり...というレベルの設定です。
しかしながら、この環境にはリスクをかなり軽減することができるカードが用意されています。
つまり《望月聖/64》と《森久保乃々/35》 の2人です。
【はくあい】と【む〜りぃ〜】を活用することでレストを溜めずに裏面のバックメンバーを供給していくことが可能です。
特に《望月聖/64》についてはコモンであるためミニ構築には2枚採用が可能であり、ループが発生します。
理論上、何度でも【すとろべりーふぃーるど】を撃つことは可能なのです。
さらにこれらは誘発型であり、起動型の【すとろべりーふぃーるど】の行動権を阻害しない点も重要です。
次弾装填までのスピードも早く、妨害がなければ速やかにゲームを終わらせることができるでしょう。
相手にするとこれほどの難敵はなく、
幾度となく発射される【すとろべりーふぃーるど】によって
シナジーを狙ったユニットも揃わず、攻め込んでもキャッスル手前で撃ち落とされ、
手をこまねいている間にシンデレラポイントを獲得されてしまう...。
非常にシンプルなゲームプランながら隙がありません。
このデッキに対して漫然と正面から向き合っても簡単には攻略できません。
果たしてこの小さく大きなイチゴの魔法使いに抗う手立てはないのでしょうか。
いえ、あるはずです。
これはトレーディングカードゲーム。
最強のカードなどあり得ません。
《橘ありす/56》を打ち破る方法がないか考えてみましょう。
3.完璧なんてありえない[Rebellion]
《橘ありす/56》の弱点はもちろんこの巨大な"コスト"となります。
いくら何度も供給ができるとはいえ、やはりコストの支払いが必要なことに変わりはありません。
供給が滞るようになれば完全に止めることはできなくとも大きく減速していきます。
《橘ありす/56》をきちんと運用するためには専用にデッキを構築する必要もあるため、バトル面ではかなり脆弱です。
なんらかの方法で《橘ありす/56》を機能不全に持ち込み、その間隙に電撃戦を仕掛けることができれば打ち破れる可能性が高いでしょう。
1.バックメンバーを攻める
【自分のバックメンバーエリアから裏向きのアイドル3人をレストエリアに置く】
裏向きのバックメンバーが3人以上いないと《橘ありす/56》はとくぎを使うことはできません。
一度表になったバックメンバーはある程度の手間をかけない限りは裏向きになりませんし、バトルをあまり行わないデッキですので手札からの供給も限られます。
そのため、各種【ていさつ】や《脇山珠美/49》の【きりはらう】で裏向きのバックメンバーの数を直接減らしていくことが有効です。
またバックメンバーを能動的にフロントに引き出せる【あいうち】も撹乱戦略として有効です。
《橘ありす/56》のとくぎを使用されたあと、相手アイドルに【あいうち】を取り、《脇山珠美/49》の【きりはらう】と《神崎蘭子/21》の【しょうめつ】を同時に使うことで一気にに3枚レストを増やすことができます。
ありすデッキに採用されている《望月聖/64》という天敵はいるもののレスト勝ちへのプレッシャーをかけることもでき、《望月聖/64》が2枚ともフィールドに並んだ場合は両方ともレストに送ることで回収ループを阻止できます。
盤面のコントロール力も高く、妨害しつつレスト勝利を狙うことができるため、橘ありすデッキ以外にも有力な戦略と言えるでしょう。
Sample1【あいうちデストラクション】
積極的に自ら【あいうち】を行っていくことで相手のレストを増やし、《脇山珠美/49》と《神崎蘭子/21》でレスト勝ちを狙います。
フロントメンバーとバックメンバーの入れ替えを能動的に強いることができるため《橘ありす/56》を引きずり出したりとゲームプランの妨害も行えます。
こうげきバトルには滅法強いものの、ぼうぎょバトルには弱いため【テレポート】でお茶を濁し、返しのターンでこうげきバトルができるように立ち回りましょう。
レストが溜まった後の【さいきっく】は強力でかなりの混乱を与えることができます。
《森久保乃々/35》と組み合わせることで微々たるもののカードアドバンテージが獲得できるところも見逃せません。
2.起動型とくぎであることを攻める
起動型とくぎは「表であるとき」かつ「自分のメインフェイズ」にしか使うことができません。
一度でも【すとろべりーふぃーるど】が発射された場合、カードの特定が可能となりますので「表にさせない」という方法で妨害することができます。
ポピュラーなのは亜人が特に多く持つ【こもりうた】です。
【こもりうた】は【こもりうた】で対策されることもありますが、相手より多くの【こもりうた】を用意すれば問題ありません。
多くの【こもりうた】を活用することができるデッキとして自身の【ふいうち】持ちアイドルにも【こもりうた】を使用することを前提としたデッキが考えられます。
Sample2【ふいうちアグロ】
【こもりうた】と相性の良い【ふいうち】を軸としたアグロデッキです。
【こもりうた】で《橘ありす/56》やトリガーを封じつつ、突破性能の高い【ふいうち】持ちアイドルで攻めていきます。これらのアイドルは発揮値が[8]となるため、単体で対抗することが難しく何かしらのエンチャントを強要します。
《片桐早苗/62》や【こもりうた】を自身の【ふいうち】持ちアイドルに使うことで再利用が可能です。
相手のバフ系エンチャント切れを狙ってせめたてていき、最終的には《依田芳乃/55》のバックアップでバトルでの一方的な勝利を目指しましょう。
3.対象の範囲を攻める
【相手の裏向きのアイドル1人を指定し、自分のシンデレラポイントにする。】
《橘ありす/56》の対象は「裏向きのアイドル」のみです。
表向きのアイドルを対処することはできません。
【こもりうた】の枚数も限られており、使い回すにも手数が足りなくなります。
表の向きのアイドルで面的に攻めていけばバトルが勝ちやすくなり、そのまま押しきることができるでしょう。
表向き戦略で重要なのは【おこす】をもつ《ライラ/41》です。
同じ亜人で表のメリットが大きい【おうえん】を持つ《ナターリア/08》を軸にしたソルカマルのデッキは環境に一石を投じることでしょう。
シンデレラポイントも低く、《橘ありす/56》に撃ち抜かれた場合のリスクも少ないですし、【こもりうた】も豊富に保つため一種のクロックパーミッションとして動きます。
強烈な魔法使いアイドルへのアンチカードとして頭角を表す《城ヶ崎莉嘉/44》も見逃せません。
Sample3【亜人アグロ】
インディヴィジュアルズをソルカマルでサポートしながら攻めていくデッキです。
大型アタッカーで常に攻め立てていくことでプレッシャーをかけていきます。
特に《ナターリア/08》はエンチャントとしてもアタッカーとしても強力ですのでエンチャントとして使用した後はバックメンバーの最前線へ置くようにしましょう。
フィールド上の《道明寺歌鈴/22》が天敵ですのでうまく【ひきとめる】で時間を稼ぎましょう。
また、《橘ありす/56》にはもう一つ弱点があります。
それは強力なとくぎと引き換えに自身はかなり脆弱という点です。
4.発揮値の低さを攻める
基礎発揮値が[1]である以上、バトルではかなりの確率で敗北します。
また、専用のデッキ構築となっている場合が多いためカットインの応酬もあまりありません。
なんとかバトルに持ち込むことができれば《橘ありす/56》をフィールドから退場させることができます。
《望月聖/64》によって復活を遂げることも、ままありますが復帰に必要なアクションが多いため時間稼ぎとしても有効でしょう。
その間に《浜口あやめ/60》の【せめたてる】や【そらをとぶ】などを用いて電撃戦を仕掛ることで一気に制圧することを目標とします。
一番の問題はどうやってバトルエリアに引きずり出すか、ですが
バックメンバーにいる場合、勝つことのできるバトル中に《喜多見柚/77》や《赤城みりあ/37》の持つ【いたずら】を使うことで可能になります。
またバトルに勝利することができなくても【いたずら】と相性の良い《池袋晶葉/48》の【かいぞう】で手札に戻すことで1ターンの間、無効化することができます。手札の撹乱を含めて最初期の時間稼ぎとしては有効でしょう。
Sample4【百合子アグロ】
ダブル百合子を軸としたトリッキーなアグロデッキです。
《七尾百合子/78》+《依田芳乃/55》の組み合わせに《浜口あやめ/60》で素早く相手陣地に入り込み電撃戦を仕掛けていきます。
相手陣地で特に力を発揮する《田中琴葉/66》や《氏家むつみ/50》をサブプランとした2段構えの構成です。
《徳川まつり/74》《池袋晶葉/48》などで相手を撹乱しつつ多面的に相手にプレッシャーをかけていきます。
5.橘ありすを無視する
最後にもう一つ。
弱点、とは異なりますが、第1回MYC杯で採用されているミニ構築/2deck/BO3というフォーマットでは《橘ありす/56》は2つのデッキのどちらか一方にしか入れることができません。
それ以外のデッキが過半数を占める以上、過度な警戒はあまり得策とは言えないでしょう。
仮に《橘ありす/56》デッキに負けたとしても、それ以外のデッキに勝つことが出来ればよく、さらに自身の《橘ありす/56》デッキで勝利をすれば結果的にマッチを取ることができます。
《橘ありす/56》という枷が本当に存在するのか、仮想敵を大きく見すぎていないか、今一度見つめ直して見ましょう。
例えば《依田芳乃/55》《田中琴葉/66》《七尾百合子/78》《道明寺歌鈴/22》はそれぞれ単体でもデッキの核になるレベルの強さです。
強力なカードはガラスの靴が多く【すとろべりーふぃーるど】の格好の的となってしまいますが、逆に言えば的にならなければ、圧倒的なカードパワーで押し切ることが可能です。
ゲームは最大3ゲームです。1本は相手に華を持たせつつ圧倒的なカードパワーと自身の《橘ありす/56》で残りのゲームをいただきましょう。
Sample5【魔人ミッドレンジ】
魔法使いの高レアカードを押し込んだ、まさにグッドスタッフデッキです。
アドバンテージ源として《脇山珠美/49》《白坂小梅/23》/《森久保乃々/35》システムを採用。
豊富な攻/防両面とくぎと《道明寺歌鈴/22》《二宮飛鳥/34》《北条加蓮/15》などのカウンターがあるためバトルではほぼ負け知らずとなるでしょう。
ガラスの靴の数が多いため、《橘ありす/56》デッキにはかなりの不利を強いられますが、そのほかのデッキには圧倒的なカードパワーで五分以上に渡り合えることでしょう。
4.本質を見極める[Decided]
ここまで《橘ありす/56》をどう対策するか、という点について考えてきましたが、《橘ありす/56》を対策するにはそれを意識した構成とする必要があります。
これは当然ながら大きくデッキを、さらには戦略を歪めることとなります。
デッキを歪ませることなく、《橘ありす/56》を対策するにはどうするべきか。
それにはやはり、自身も《橘ありす/56》を使うことがスマートです。
とは言え、漫然と《橘ありす/56》を使うだけでは相手の《橘ありす/56》に射抜かれる可能性が常に存在します。
どちらが先にいちごパスタを食べなければいけないのか、という不毛なチキンレースが繰り広げられるだけでしょう。
どうするべきかはシンプルで
《橘ありす/56》を使わせる状況に追い込む、もしくは
《橘ありす/56》を使わせない
のどちらかを目指しましょう。
1.先に使わせる
《橘ありす/56》で《橘ありす/56》を制す。
これはゲームプランをかなり簡単にします。
《橘ありす/56》が使えるというのは非常に大きいです。
これは、脅威の排除はもちろんのことですが勝利のための条件が緩和されることを意味しています。
具体的には5点必要なシンデレラポイントが(運が良ければ)最低2点でもよくなります。
序盤から相手にプレッシャーを与える戦略をとり、相手の《橘ありす/56》を誘き出しましょう。
相手が起動した返しで、ずどん。と打ち取れば一気にゲームが優位になります。
また、そのまま押し切ることも可能なため、必ずしも《橘ありす/56》を姿を表す必要がありません。そのため、情報の秘匿ができることも大きなアドバンテージです。
ゲームを跨いで《橘ありす/56》のプレッシャーを与えることができるメリットはかなり大きいでしょう。
Sample6【単色ありすアグロ】
【ふいうち】+《依田芳乃/55》のの組み合わせで最序盤からプレッシャーをかけていき、バトルに1−2回勝利したところで《橘ありす/56》を叩きこむという攻撃的なデッキです。
《橘ありす/56》《白坂小梅/23》/《森久保乃々/35》のエンジンでアドバンテージを稼ぐことで長期戦にも耐えられます。
盤面の状況に応じて【ふるいたつ】を持つ《小日向美穂/57》や【おうえん】を持つ《佐々木千枝/28》をうまく使い分けましょう。
2.機能不全にする
《橘ありす/56》を対策するために有効なのは機能不全に陥れることです。
自身は《橘ありす/56》を使いながら相手の《橘ありす/56》を封じることができればかなり優位にゲームを運ぶことができます。
デストラクション要素を入れつつ全方位的なコントロールデッキとして立ち回れば《橘ありす/56》デッキ・非《橘ありす/56》デッキの両方に互角以上で渡り合うことができるでしょう。
Sample7【3色デストラクション】
基本的にバトルを一切することなく、《橘ありす/56》《神崎蘭子/21》《脇山珠美/49》という盤面干渉アイドルで完全にフィールドをコントロールしていきます。
この3人をそれぞれ運用することで表のアイドル・裏のアイドル・バックメンバー全てに干渉可能です。
さらに《佐城雪美/29》《一ノ瀬志希/26》《ライラ/41》などで自在に表裏を操って相手のデッキの機能不全を目指します。
バトルになると一瞬で負けるので《道明寺歌鈴/22》を防衛の要として運用しましょう。
危険な状況になった場合は「テレポート」などで仕切り直しを図って時間を稼ぎます。
5.答えは現実にある[Understand? Understand!]
以上、《橘ありす/56》を巡って7つの方向性を探ってみました。
いかがでしたでしょうか。
まだまだ検証不足な点も多く、至らないところもあるかと思いますが、
環境の整理や理解の一助になれば幸いです。
もちろんMBFTCGは《橘ありす/56》が全てではありません。
偶然の要素がないミニ構築でも数多の戦略が複雑に絡み合い、無限の可能性が広がっています。
2deckではカード使用枚数の制限も強力なため、全く同じデッキレシピを使う人はかなり稀でしょう。
好きなアイドルを活躍する姿が見たいのもプロデューサー心と言いますか、
果たして次回のMYC杯ではどのようなデッキが活躍するのか、今から楽しみですね。
次回も大会結果や分析レポートなども掲載する予定ですので
ぜひ楽しみにしてください。たくさんのデータをお待ちしています。
それではまたお会いいたしましょう。
written by 曳山まつりか